長崎市、思案橋で鯛めし、刺身、魚料理と日本酒、地酒｜会食、接待に人気

電話予約はこちら: 095-825-3600

お料理で大切にするのは、何よりも
“素材そのものを感じられる美味しさ”。
歴史ある「和食」本来の型に
とらわれすぎず、
先代からの心あたたまる優しい味を
お届けします。

先代である父はその昔、修業で訪れた
ここ長崎の地に惚れ込み、1995年
に油屋町にて和食店「御飯」を構えま
す。和の料理人として長崎の食材を活
かしたいという想いから、漁獲量が多
い真鯛に着目し、故郷である香川県の
郷土料理「鯛めし」へと昇華。後にこ
れが、当店の名物料理となるのですが、
私は父が手繰り寄せた運命ではないか
と感じています。
そんな思い入れのある味わいを大切に
受け継ぎ、現在は鯛めしをメインとす
るコースのみのご提供です。その他の
一品も、地元の生産者さんから直接仕
入れる食材の魅力を活かしてご用意し
ております。ご家族やご友人、ご親族
との普段のお食事や、晴れの日のお集
まりにぜひ。心よりのおもてなしでお
迎えいたします。

鯛を丸一匹、頭からヒレまで贅沢に、
余すところなくお料理に活かすこと。
これは長崎では、おもてなしの心を表
します。
用いるのはもちろん、厳選した地元五
島の真鯛。"海の王者"と称され、脂の
りが良く身がふっくらとしており、濃
厚な旨味と甘味が特徴です。

鯛との相性だけを考え、吟味した末に
辿り着いた九州産「ひのひかり」。
食べ応えがありながらもあっさりとし
ており、バランスの良さが魅力です。
品種は同じであっても季節ごとに味が
変化するため、仕入れ先を変更して通
年その質を保つなど、美味しさに妥協
はありません。

鯛めしは、鯛を一匹丸ごと使えば見栄えは良いですが、実は量が多すぎるとお米の
個性が埋もれてしまい、互いの良さを存分に活かすことができません。ですから当
店では、決まった部位のみを使用し、お米と鯛のバランスを調整しています。
また、事前に皮目を軽く炙り、旨味と香ばしさを引き立たせるひと手間も。鯛から
出る出汁だけでなく、昆布と少しの醤油でほんのりと味付けをし、じっくりと時間
をかけて炊き上げます。こうした丁寧かつ繊細な仕事によって、滋味深い味わいは
生まれるのです。

鯛めしのみならず、すべての一品にお
いて、素材そのものの味わいを大切に
することが、当店の信条です。地元の
生産者さんから直接仕入れた新鮮な食
材を、最低限の味付けで極力仕上げ、
その魅力を引き出します。
例えば、刺身。熟成、昆布締め、香味
野菜と合わせるなど、魚の個性にあわ
せて旨味を加えたり、脂のりを抑えた
りと、時間を惜しまず丁寧に、手間暇
かけて逸品へと昇華します。